Machiya Life in Kyoto

町家物件を多く手掛ける京都の不動産会社の海外顧客担当者のブログです。

宅建の勉強法について。

 


昨年、宅建を無事一発合格しましたが、
これから受けられる方のために、参考までに勉強法を紹介したいと思います。

私自身は予備校の通信講座を受けましたが、
正直、独学でも取得可能な資格だったなぁという実感です。
受講(視聴)していない講義も結構あります。。。モッタイナイ。。
最後の方は「もう自分でテキスト見た方が早い!」ってなったんです。

◎勉強法◎
テキストを1冊決めてザッと目を通す。テキストは浮気しない!
過去問をひたすら回しつつ、疑問点はテキストに戻って確認し、
記憶に定着させていく作業を行う。過去問10年分、繰り返す。
10回ぐらい解けば、かなり頭には入ります。

テキストはこちらがよくまとまっていてオススメです。

Amazon.co.jp: 2015年版 どこでも宅建 とらの巻 (出る順宅建シリーズ): 東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建試験部: 本

過去問はこちらでしょうか。

Amazon.co.jp: 2015年版出る順宅建 ウォーク問 過去問題集 2 宅建業法 (出る順宅建シリーズ): 東京リーガルマインド LEC総合研究所 宅建試験部: 本

 

そして、間違えやすい問題や、自信のない問題、
あるいは定番で問われる重要な問題について、
切り貼りや書写しでノートにまとめたり、
写真をとってタブレット端末やスマホでサっと見れる状態にして、
最後の1週間はその「まとめ」だけを見るようにすれば
直前にあと何を勉強したらいいか迷うことがなく効率が上がり、
試験に臨むにあたり精神面での不安はなくなるはずです。

◎注意点◎
近年の宅建の試験では「個数問題」が多くなっています。
「正しいものの数は何個か?」といった形式ですね。
これが宅建の難易度を上げています。

過去問は設問の要求通りただ解くのではなく、
正しいもの(or誤っているもの)を一つ選べと言われても無視して、
選択肢ごとに1問1答形式として取組み、
正誤を判断する解き方をすべきです。
(選択肢ごとに○×をつけていくイメージ)

上記の方法を実践すれば、おそらく、、、
35点を取れる実力は付くはずです。
宅建で40点以上取るのは大変です。
過去問とは違う形式のひねった問題や、民法で難解な問題が出ることがありますので。
分厚いテキストを隅々まで網羅して勉強すれば可能でしょう。
しかし、過去問ベースで上記の手法で勉強して積み上げれば、
35点を取ることは可能で、合格するに十分な得点です。
ですので、自分なりに35点を取得するためのストラテジーを考えてみてください。

私の去年の戦略は、「民法は諦める」ということでした。
というのも、宅建士最初の試験ということで、
試験作成者も「権利関係」と「宅建業法」に気合いを入れると思ったのです。
ですので、試験直前期は、宅建業法の細かい引っかけ問題の確認と
法令制限を得点源にしようと、かなり細かい部分まで暗記、
いやもう、最後2日は徹夜で鬼暗記で臨みました(笑)

すると法令制限は満点、宅建業法も9割取れまして、
権利関係は目も当てられない点数でしたが、計39点取れました。

働きながらの資格取得は大変です。
特に不動産業界の方は忙しいですよね。
この投稿が宅建の勉強する方に少しでも役に立てば幸いです◎